介護老人福祉施設経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第24表.xls」
対象:介護老人福祉施設/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:1,096件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第24表.xls」(令和6年度決算)に基づき、介護老人福祉施設1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で3.6ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、1級地が3.8%で最も高く、その他が0.2%で最も低く、その差は3.6ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 収入規模の大きい地域区分が収支差率でも上位。収入が最も大きい1級地(41,952,278円/月)が、収支差率でも3.8%と最も高くなっています。 規模が一定程度収益性に寄与していますが、費用増で優位が縮小し得る点は要確認です。
- 給与費比率は地域区分で4.9ポイントの差。給与費比率はその他が64.8%、2級地が59.9%で、4.9ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は1級地の3.8%からその他の0.2%まで3.6ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で3.6ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、1級地が3.8%で最も高く、その他が0.2%で最も低く、その差は3.6ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 1級地 | 3.8% |
| 2級地 | 3.4% |
| 3級地 | 2.7% |
| 5級地 | 2.7% |
| 6級地 | 2.5% |
| 4級地 | 2.0% |
| 7級地 | 0.3% |
| その他 | 0.2% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 41,952,278 | 40,362,729 | 1,589,549 | 3.8% |
| 2級地 | 40,257,344 | 38,873,254 | 1,384,090 | 3.4% |
| 3級地 | 35,556,826 | 34,588,540 | 968,286 | 2.7% |
| 4級地 | 32,836,655 | 32,164,709 | 671,946 | 2.0% |
| 5級地 | 31,988,330 | 31,108,666 | 879,664 | 2.7% |
| 6級地 | 29,711,796 | 28,977,388 | 734,408 | 2.5% |
| 7級地 | 28,188,005 | 28,111,498 | 76,508 | 0.3% |
| その他 | 25,147,220 | 25,084,968 | 62,252 | 0.2% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 60.3% |
| 2級地 | 59.9% |
| 3級地 | 61.2% |
| 4級地 | 62.8% |
| 5級地 | 62.2% |
| 6級地 | 63.8% |
| 7級地 | 64.7% |
| その他 | 64.8% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 05:33