介護医療院経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第26表.xls」
対象:介護医療院/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:290件(1級地, 2級地, 4級地は非該当・秘匿のため除外)
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第26表.xls」(令和6年度決算)に基づき、介護医療院1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で4.9ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、6級地が6.5%で最も高く、3級地が1.6%で最も低く、その差は4.9ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは3級地(59,214,125円/月)ですが、収支差率が最も高いのは6級地(6.5%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で3.4ポイントの差。給与費比率は3級地が62.1%、5級地が58.7%で、3.4ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は6級地の6.5%から3級地の1.6%まで4.9ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で4.9ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、6級地が6.5%で最も高く、3級地が1.6%で最も低く、その差は4.9ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 6級地 | 6.5% |
| 5級地 | 5.0% |
| 7級地 | 4.0% |
| その他 | 2.7% |
| 3級地 | 1.6% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 3級地 | 59,214,125 | 58,293,932 | 920,193 | 1.6% |
| 5級地 | 40,330,586 | 38,316,442 | 2,014,144 | 5.0% |
| 6級地 | 39,346,239 | 36,773,138 | 2,573,101 | 6.5% |
| 7級地 | 35,630,919 | 34,199,783 | 1,431,136 | 4.0% |
| その他 | 24,577,188 | 23,924,320 | 652,868 | 2.7% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 3級地 | 62.1% |
| 5級地 | 58.7% |
| 6級地 | 58.9% |
| 7級地 | 60.8% |
| その他 | 60.8% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
- サンプル数が少ない等の理由で 1級地, 2級地, 4級地 は非該当・秘匿となり、比較から除外しています。
生成日時: 2026-07-20 05:33