訪問入浴介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第28表.xls」
対象:訪問入浴介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:205件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第28表.xls」(令和6年度決算)に基づき、訪問入浴介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で7.1ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、3級地が10.1%で最も高く、7級地が3.0%で最も低く、その差は7.1ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは1級地(5,715,374円/月)ですが、収支差率が最も高いのは3級地(10.1%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で12.1ポイントの差。給与費比率はその他が70.1%、1級地が58.0%で、12.1ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は3級地の10.1%から7級地の3.0%まで7.1ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で7.1ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、3級地が10.1%で最も高く、7級地が3.0%で最も低く、その差は7.1ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 3級地 | 10.1% |
| 2級地 | 7.3% |
| 6級地 | 6.7% |
| その他 | 4.9% |
| 4級地 | 4.2% |
| 1級地 | 3.6% |
| 5級地 | 3.6% |
| 7級地 | 3.0% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 5,715,374 | 5,510,194 | 205,180 | 3.6% |
| 2級地 | 4,980,724 | 4,615,016 | 365,708 | 7.3% |
| 3級地 | 5,090,884 | 4,574,563 | 516,321 | 10.1% |
| 4級地 | 3,964,504 | 3,796,751 | 167,753 | 4.2% |
| 5級地 | 4,195,924 | 4,046,272 | 149,652 | 3.6% |
| 6級地 | 3,900,719 | 3,639,191 | 261,527 | 6.7% |
| 7級地 | 3,428,296 | 3,324,911 | 103,385 | 3.0% |
| その他 | 2,264,553 | 2,154,664 | 109,889 | 4.9% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 58.0% |
| 2級地 | 60.0% |
| 3級地 | 58.7% |
| 4級地 | 63.9% |
| 5級地 | 59.0% |
| 6級地 | 65.0% |
| 7級地 | 69.1% |
| その他 | 70.1% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 05:33