通所介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第31表.xls」
対象:通所介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:433件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第31表.xls」(令和6年度決算)に基づき、通所介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で6.6ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、3級地が10.6%で最も高く、その他が4.0%で最も低く、その差は6.6ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 収入規模の大きい地域区分が収支差率でも上位。収入が最も大きい3級地(7,156,478円/月)が、収支差率でも10.6%と最も高くなっています。 規模が一定程度収益性に寄与していますが、費用増で優位が縮小し得る点は要確認です。
- 給与費比率は地域区分で9.9ポイントの差。給与費比率はその他が63.4%、3級地が53.5%で、9.9ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は3級地の10.6%からその他の4.0%まで6.6ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で6.6ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、3級地が10.6%で最も高く、その他が4.0%で最も低く、その差は6.6ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 3級地 | 10.6% |
| 4級地 | 10.0% |
| 1級地 | 8.4% |
| 6級地 | 7.6% |
| 5級地 | 7.2% |
| 7級地 | 7.0% |
| 2級地 | 4.6% |
| その他 | 4.0% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 6,711,588 | 6,149,168 | 562,421 | 8.4% |
| 2級地 | 5,860,140 | 5,590,604 | 269,536 | 4.6% |
| 3級地 | 7,156,478 | 6,399,301 | 757,177 | 10.6% |
| 4級地 | 6,062,382 | 5,453,654 | 608,728 | 10.0% |
| 5級地 | 6,683,639 | 6,203,921 | 479,718 | 7.2% |
| 6級地 | 6,058,761 | 5,598,774 | 459,987 | 7.6% |
| 7級地 | 6,213,903 | 5,781,742 | 432,161 | 7.0% |
| その他 | 5,373,626 | 5,160,852 | 212,774 | 4.0% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 59.5% |
| 2級地 | 58.9% |
| 3級地 | 53.5% |
| 4級地 | 59.1% |
| 5級地 | 61.4% |
| 6級地 | 61.2% |
| 7級地 | 58.8% |
| その他 | 63.4% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:10