短期入所生活介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第33表.xls」
対象:短期入所生活介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:294件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第33表.xls」(令和6年度決算)に基づき、短期入所生活介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で7.3ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、3級地が6.2%で最も高く、2級地が-1.1%で最も低く、その差は7.3ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは7級地(5,948,792円/月)ですが、収支差率が最も高いのは3級地(6.2%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で12.3ポイントの差。給与費比率は2級地が67.5%、3級地が55.2%で、12.3ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は3級地の6.2%から2級地の-1.1%まで7.3ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で7.3ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、3級地が6.2%で最も高く、2級地が-1.1%で最も低く、その差は7.3ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 3級地 | 6.2% |
| 6級地 | 4.6% |
| 7級地 | 4.4% |
| 5級地 | 2.9% |
| 4級地 | 2.7% |
| その他 | 1.5% |
| 1級地 | -0.6% |
| 2級地 | -1.1% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 5,010,082 | 5,042,374 | -32,292 | -0.6% |
| 2級地 | 5,761,039 | 5,825,106 | -64,067 | -1.1% |
| 3級地 | 5,553,604 | 5,207,305 | 346,300 | 6.2% |
| 4級地 | 4,933,948 | 4,799,872 | 134,076 | 2.7% |
| 5級地 | 5,546,693 | 5,384,844 | 161,849 | 2.9% |
| 6級地 | 4,650,319 | 4,434,718 | 215,601 | 4.6% |
| 7級地 | 5,948,792 | 5,684,129 | 264,664 | 4.4% |
| その他 | 4,084,838 | 4,024,679 | 60,159 | 1.5% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 61.7% |
| 2級地 | 67.5% |
| 3級地 | 55.2% |
| 4級地 | 56.1% |
| 5級地 | 59.1% |
| 6級地 | 59.6% |
| 7級地 | 63.9% |
| その他 | 63.4% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:10