特定施設入居者生活介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第34表.xls」
対象:特定施設入居者生活介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:445件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第34表.xls」(令和6年度決算)に基づき、特定施設入居者生活介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で2.8ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、6級地が6.8%で最も高く、7級地が4.0%で最も低く、その差は2.8ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは4級地(37,758,405円/月)ですが、収支差率が最も高いのは6級地(6.8%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で14.0ポイントの差。給与費比率はその他が50.0%、4級地が36.0%で、14.0ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は6級地の6.8%から7級地の4.0%まで2.8ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で2.8ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、6級地が6.8%で最も高く、7級地が4.0%で最も低く、その差は2.8ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 6級地 | 6.8% |
| その他 | 6.3% |
| 4級地 | 5.6% |
| 2級地 | 5.5% |
| 3級地 | 5.1% |
| 1級地 | 4.3% |
| 5級地 | 4.3% |
| 7級地 | 4.0% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 28,461,490 | 27,245,933 | 1,215,557 | 4.3% |
| 2級地 | 27,870,814 | 26,328,540 | 1,542,274 | 5.5% |
| 3級地 | 27,065,693 | 25,688,122 | 1,377,571 | 5.1% |
| 4級地 | 37,758,405 | 35,642,887 | 2,115,518 | 5.6% |
| 5級地 | 24,980,551 | 23,914,476 | 1,066,075 | 4.3% |
| 6級地 | 22,296,205 | 20,777,203 | 1,519,002 | 6.8% |
| 7級地 | 19,231,325 | 18,457,880 | 773,445 | 4.0% |
| その他 | 16,801,604 | 15,738,321 | 1,063,283 | 6.3% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 40.3% |
| 2級地 | 42.5% |
| 3級地 | 42.3% |
| 4級地 | 36.0% |
| 5級地 | 42.7% |
| 6級地 | 45.1% |
| 7級地 | 47.6% |
| その他 | 50.0% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:10