認知症対応型通所介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第40表.xls」
対象:認知症対応型通所介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:197件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第40表.xls」(令和6年度決算)に基づき、認知症対応型通所介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で11.1ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、6級地が10.7%で最も高く、5級地が-0.4%で最も低く、その差は11.1ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは7級地(3,333,014円/月)ですが、収支差率が最も高いのは6級地(10.7%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で14.8ポイントの差。給与費比率は5級地が71.5%、6級地が56.7%で、14.8ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は6級地の10.7%から5級地の-0.4%まで11.1ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で11.1ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、6級地が10.7%で最も高く、5級地が-0.4%で最も低く、その差は11.1ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 6級地 | 10.7% |
| その他 | 6.7% |
| 7級地 | 4.8% |
| 3級地 | 3.7% |
| 1級地 | 3.5% |
| 2級地 | 2.6% |
| 4級地 | 1.8% |
| 5級地 | -0.4% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 3,314,658 | 3,197,407 | 117,251 | 3.5% |
| 2級地 | 3,000,355 | 2,923,805 | 76,549 | 2.6% |
| 3級地 | 3,141,131 | 3,024,842 | 116,289 | 3.7% |
| 4級地 | 2,863,412 | 2,811,903 | 51,510 | 1.8% |
| 5級地 | 2,289,033 | 2,297,659 | -8,626 | -0.4% |
| 6級地 | 2,479,303 | 2,213,868 | 265,435 | 10.7% |
| 7級地 | 3,333,014 | 3,173,458 | 159,557 | 4.8% |
| その他 | 2,348,502 | 2,190,980 | 157,522 | 6.7% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 66.4% |
| 2級地 | 69.0% |
| 3級地 | 69.1% |
| 4級地 | 68.4% |
| 5級地 | 71.5% |
| 6級地 | 56.7% |
| 7級地 | 66.5% |
| その他 | 66.8% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:10