小規模多機能型居宅介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第41表.xls」
対象:小規模多機能型居宅介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:239件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第41表.xls」(令和6年度決算)に基づき、小規模多機能型居宅介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で8.8ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、5級地が11.6%で最も高く、2級地が2.8%で最も低く、その差は8.8ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは4級地(6,547,125円/月)ですが、収支差率が最も高いのは5級地(11.6%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で12.4ポイントの差。給与費比率はその他が70.1%、4級地が57.7%で、12.4ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は5級地の11.6%から2級地の2.8%まで8.8ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で8.8ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、5級地が11.6%で最も高く、2級地が2.8%で最も低く、その差は8.8ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 5級地 | 11.6% |
| 6級地 | 8.6% |
| 3級地 | 8.4% |
| 4級地 | 8.4% |
| 7級地 | 5.7% |
| その他 | 4.6% |
| 1級地 | 3.5% |
| 2級地 | 2.8% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 5,367,545 | 5,180,420 | 187,125 | 3.5% |
| 2級地 | 5,451,860 | 5,297,592 | 154,268 | 2.8% |
| 3級地 | 4,911,006 | 4,496,509 | 414,498 | 8.4% |
| 4級地 | 6,547,125 | 5,994,141 | 552,984 | 8.4% |
| 5級地 | 6,398,053 | 5,657,582 | 740,471 | 11.6% |
| 6級地 | 5,680,094 | 5,190,246 | 489,848 | 8.6% |
| 7級地 | 5,736,107 | 5,409,573 | 326,534 | 5.7% |
| その他 | 5,174,287 | 4,935,477 | 238,810 | 4.6% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 65.0% |
| 2級地 | 67.3% |
| 3級地 | 64.3% |
| 4級地 | 57.7% |
| 5級地 | 61.0% |
| 6級地 | 61.2% |
| 7級地 | 66.1% |
| その他 | 70.1% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:10