認知症対応型共同生活介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第42表.xls」
対象:認知症対応型共同生活介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:326件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第42表.xls」(令和6年度決算)に基づき、認知症対応型共同生活介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で8.1ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、5級地が8.5%で最も高く、2級地が0.4%で最も低く、その差は8.1ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 収入規模の大きい地域区分が収支差率でも上位。収入が最も大きい5級地(9,941,706円/月)が、収支差率でも8.5%と最も高くなっています。 規模が一定程度収益性に寄与していますが、費用増で優位が縮小し得る点は要確認です。
- 給与費比率は地域区分で9.0ポイントの差。給与費比率はその他が66.5%、4級地が57.5%で、9.0ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は5級地の8.5%から2級地の0.4%まで8.1ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で8.1ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、5級地が8.5%で最も高く、2級地が0.4%で最も低く、その差は8.1ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 5級地 | 8.5% |
| 7級地 | 6.9% |
| 4級地 | 6.7% |
| 3級地 | 5.6% |
| その他 | 4.6% |
| 6級地 | 2.0% |
| 1級地 | 1.4% |
| 2級地 | 0.4% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 8,477,477 | 8,356,643 | 120,834 | 1.4% |
| 2級地 | 8,279,048 | 8,245,096 | 33,951 | 0.4% |
| 3級地 | 8,929,186 | 8,432,971 | 496,214 | 5.6% |
| 4級地 | 8,050,936 | 7,514,388 | 536,548 | 6.7% |
| 5級地 | 9,941,706 | 9,093,606 | 848,100 | 8.5% |
| 6級地 | 6,657,096 | 6,521,342 | 135,754 | 2.0% |
| 7級地 | 6,456,496 | 6,011,130 | 445,365 | 6.9% |
| その他 | 5,897,000 | 5,627,579 | 269,421 | 4.6% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 61.8% |
| 2級地 | 62.8% |
| 3級地 | 60.8% |
| 4級地 | 57.5% |
| 5級地 | 59.5% |
| 6級地 | 63.2% |
| 7級地 | 61.9% |
| その他 | 66.5% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:10