⑤AUL Claim Insightは、「昭和の帳票」を「令和のデータ」に戻す実験だった——AUL Claim Insight開発秘話
前回は、行政が作る「細かなセル結合Excel」について書きました。 見た目は整っている。 印刷すると帳票として読める。 でも、データとしては扱いにくい。 福祉・介護の現場には、こうしたファイルがまだ多く残っています。 そして、給付費請求書CSVも同じ構造を持っています。 CSVと…
Digital of eXperience | 体験の見える化から、組織は変わる。
Tag
このタグに関連するnote記事を新しい順に表示しています。
Note Articles
6件中 6件
前回は、行政が作る「細かなセル結合Excel」について書きました。 見た目は整っている。 印刷すると帳票として読める。 でも、データとしては扱いにくい。 福祉・介護の現場には、こうしたファイルがまだ多く残っています。 そして、給付費請求書CSVも同じ構造を持っています。 CSVと…
前回は、国が「見える化しなさい」「DXを推進しなさい」と言いながら、現場に渡される帳票やCSVが見える化しにくい、という矛盾について書きました。 この問題は、給付費請求書CSVだけではありません。 福祉・介護の行政書類を見ていると、同じ構造の問題があちこちにあります。 その代表が…
前回は、給付費請求書CSVがなぜ「帳票」として君臨し続けるのかについて書きました。 そこにあるのは、設計段階での Whyの欠如 です。 なぜ、この情報を後から活用するのか。 なぜ、現場が集計しやすい形にする必要があるのか。 なぜ、人間が読む帳票と、機械が扱うデータを分ける必要があ…
前回は、AUL Claim Insightの開発で最初にぶつかった壁について書きました。 国保連の簡易入力ソフトから出力される給付費請求書CSVは、CSVという名前ではあるものの、現代的な意味での「データ」ではありません。 列名がない。 不要なセルが多い。 数字が横に並んでいる。…
AUL Claim Insightを開発していて、最初にぶつかった難敵があります。 それは、Pythonではありません。 pandasでもありません。 HTMLレポートでもありません。 個人情報のマスキング処理でもありません。 最大の難敵は、給付費請求書CSVそのものでした。 国…
国保連の簡易入力ソフトから出力されるCSV。 介護・障がい福祉の現場では、毎月の請求業務で当たり前のように扱われています。 しかし、そのCSVを経営判断や運営改善に活用できている事業所は、非常に少ないと思っています。 理由は単純です。 CSVには請求金額、利用者数、サービスコード…